ブルゴーニュ/ Bourgogneのぶどう畑は、歴史的にも、世界的にも著名な偉大なるワインを産出してきました。
最も有名なプルミエ・クリュ/Premier Cruとグラン・クリュ/Grand Cru以外にも、すばらしい地域名アペラシオン/appellations Régionaleと村名アペラシオン/appellations Villageが数多く存在しています。
84*のアペラシオンで彩られたあなたの探検はまだ始まったばかりです!
*ブルゴーニュ/Bourgogneは長い間100のAOCとお伝えしてきました:
これは84のAOCに加え、Dénominations Géographiques Complémentaires de l’AOC Bourgogne(ブルゴーニュのAOCに地理的補足を持つデノミナシヨン)も加えられていたためです。
白ワインのみ: Chardonnay
輝きのある淡い黄金色。ホワイトゴールドでもイエローゴールドでもない、グレーを帯びたゴールド。麦藁色でもラメゴールドでもない。緑を帯びたディスクがグラスに映える。うれしくなる香りである。サンザシまたはアカシアの花、春にプレゼントにもらうスイカズラのブーケ、エニシダ、レモングラス、白桃、メンソール、シダやクマツズラのアロマ。寝かせると松やカリンのジャムの香りが現われる。生き生きとしてフレッシュ、やや尖ったところもあるが、まろやかであることは間違いなく、Mâconnais の白ワインの要となるワインである。しなやかでフィネスがあり、柔らかく率直な面もある。過敏でなくゆったりしている。
ソースを添えた柔らかい肉、たとえば仔牛と Viré-Clessé を合わせると、ワインの溌剌さが料理に深みと骨格を与える。アロマが凝縮しているのでチキン、野菜のソテー、エビ入り生春巻などと相乗する。調理したシーフードとも抜群の相性である。camembert タイプや chèvre に好適。
サービスの温度: 11~13℃
1998年に認められ、1年後に認定された Viré-Clessé はAOC Mâcon-Villages のすばらしい terroirs から生まれた村名アペラシオン第1号である。 Viré と Clessé はブルゴーニュ南部の2つの村で、TournusとMâconの間に位置する。2つのワインの性質は極めて似通っていたので、1つのアペラシオンになった。しかし terroirs の選別は非常に厳しいものだった。 Viré と Clessé は Mâcon, Bourgogne と Mâcon-Villages も産出する。 Mâcon-Viré と Mâcon-Clessé は2002年に廃止となった。
畑は北と南の2つの斜面にあり、ブルゴーニュとムージュの谷が境界になっている。地質はジュラ紀バジョシアンのウミユリ石灰岩とオックスフォーディアンの泥灰土・石灰岩である。斜面の下部はシャイユ(砂岩の石)を含む粘土質で、東向きで排水がよい。ここのMâconnais の土壌である石灰岩の白い石、白亜土は Chardonnay に最適の土壌である。標高200~440m。
VIGNOBLE DU MÂCONNAIS
村名アペラシオン/Appellation Village
生産地域:Mâconnais
このアペラシオンは1999年2月26日の政令によって認定され、白ワインのMâcon-ClesséとMâcon-Viréの代わりとなる。
Premier CruのClimatはない。
ラベルにはViré-Clesséのすぐ下にClimat名を記載できる。又、ラベルには« Vin de Mâcon »または« Grand vin de Mâcon »と記載できる。
生産コミューン:Clessé, Laizé, Monbellet, Viré
1 hectare (ha) = 10 000 ㎡ = 24 ouvrées
403.26 ha
1 hectolitre (hl) = 100 litres = 133 本
22 919 hl