ブルゴーニュ/ Bourgogneのぶどう畑は、歴史的にも、世界的にも著名な偉大なるワインを産出してきました。
最も有名なプルミエ・クリュ/Premier Cruとグラン・クリュ/Grand Cru以外にも、すばらしい地域名アペラシオン/appellations Régionaleと村名アペラシオン/appellations Villageが数多く存在しています。
84*のアペラシオンで彩られたあなたの探検はまだ始まったばかりです!
*ブルゴーニュ/Bourgogneは長い間100のAOCとお伝えしてきました:
これは84のAOCに加え、Dénominations Géographiques Complémentaires de l’AOC Bourgogne(ブルゴーニュのAOCに地理的補足を持つデノミナシヨン)も加えられていたためです。
赤ワイン: Pinot Noir
白ワイン: Chardonnay
赤: ブラック・チェリーの様な深いルビー色。香りは小さな赤い果実(スグリ、キイチゴ、チェリー)。4、5年たつと熟した果実、スパイス、スモーキーな香りが加わり、タンニンは繊細でエレガントになる。ごく若いうちから飲めるが、10数年寝かせておける。
白: 緑を帯びた淡い黄金色。菩提樹、白い花、ミネラルの香りがする。口に含むと熟成によってまろやかになったミネラルが甘さを醸し出す。
赤: エレガントでベルベットのようなブルゴーニュのクラシックタイプで、香りよく、ときにはスモーキーな香りもある。よって白身肉や軽いソースの鶏肉、たとえば筑前煮と相性がよい。チーズはマイルドでクリーミーな brillat-savarin や cîteaux が合う。
サービス温度: 13~15℃
白: ミネラルが特徴で、ぐじの蕪蒸しのような繊細な料理に合う。またポーチドエッグやさっと炒めた野菜、野菜のマリネなどとも調和する。チーズは camembert のクリーミーさが、このワインのもつ酸とよくマッチする。
サービス温度: 12~14℃
高い断崖の麓に位置するSaint-Romain は Côte de Beaune のなかでも高いところにある。ここから景色は遠くまで見渡せる。10万年前には熊やライオンが生息していたが、新石器時代から非常に活発な人間生活が営まれていた。 ここはケルト人やガロ・ロマン人たちが、ブルゴーニュに造ったぶどう畑の一つである。AOCに認定されたのは1947年。AOC Saint-Romain は赤( Pinot Noir )と白( Chardonnay )がある。Climat ( terroir と密接な lieu-dit )名がラベルに記されていることが多い。赤ワインは村名の後に Côte de Beaune と記載できるし、またはCôte de Beaune-Villages と名乗ってもよい。
地質学ファンには夢のような土地だ!土壌はリアス統である。畑は斜面にあり、曲面を利用し、すばらしい土壌に恵まれている。全体的に泥灰土・石灰岩で、粘土質の土砂はChardonnay の生育に最適である。畑は南南東、北北東むきで、標高280~400mである。
VIGNOBLE DE LA CÔTE DE BEAUNE
村名アペラシオン/Appellation Village
生産地域:Côte de Beaune
生産コミューン:Saint-Romain
アペラシオンSAINT-ROMAIN の後ろに以下を記載できる。
- ワインを生産するClimat名 (Pouillange, La Perrière, Sous le Château, Sous la Velle, Sous Roches, Le Jarron...)
- 表示 : 赤ワインのみCôte de Beaune
1 hectare (ha) = 10 000 ㎡ = 24 ouvrées
白: 55.07 ha
赤: 37.19 ha
1 hectare (ha) = 10 000 ㎡ = 24 ouvrées
白: 2 524 hl
赤: 1 718 hl