ブルゴーニュ/ Bourgogneのぶどう畑は、歴史的にも、世界的にも著名な偉大なるワインを産出してきました。
最も有名なプルミエ・クリュ/Premier Cruとグラン・クリュ/Grand Cru以外にも、すばらしい地域名アペラシオン/appellations Régionaleと村名アペラシオン/appellations Villageが数多く存在しています。
84*のアペラシオンで彩られたあなたの探検はまだ始まったばかりです!
*ブルゴーニュ/Bourgogneは長い間100のAOCとお伝えしてきました:
これは84のAOCに加え、Dénominations Géographiques Complémentaires de l’AOC Bourgogne(ブルゴーニュのAOCに地理的補足を持つデノミナシヨン)も加えられていたためです。
赤ワイン: Pinot Noir
白ワイン: Chardonnay
1936年に認定された Fixin は村名アペラシオンとプルミエ・クリュがある。そのほとんどが赤ワイン( Pinot Noir )であるが、白ワイン( Chardonnay )の区画もいくつかある。赤は「冬のワイン」と呼ばれる。なぜなら時間をかけて熟成が必要なワインだからである。色は紫紅色で輝きがあり、地元の人は中程度の濃さの赤という。ブーケは花(スミレ、芍薬)と果実(カシス、酸化桜桃、カリン)、動物、麝香、胡椒である。チェリーの核果もよくある香りである。若いうちはタンニンが強く硬いが、熟成すると、まろやかで、ふくらみがあり、確かなストラクチャーを感じる。すばらしくオイリーで、テクスチャーはデリケートである。
赤: 男性的だがデリケートであり、タンニンのストラクチャーは豚の蒸し煮、牛のリブステーキ、チキンのシチュー、チキンのインド料理(カレー、タンドーリ)、ハンバーグステーキなどと相性がよい。しかしアロマは繊細で、フィニッシュのよさもあって、より大胆な組み合わせのパエリャ、タパス、春巻などもよい。チーズは繊細な chaource、フルーティな comté、個性の強い époisses がよく合う。
サービス温度: 13~15℃
白: ハムのゼリー寄せパセリ風味、貝、ホワイトソースを使った魚または鶏、bleu de bresse、crottin de chavignole などの chèvre とマッチする。
サービス温度: 11~13℃
Côte de Nuits 地区のディジョンと Gevrey-Chambertin の間にある Fixin (フィサンと発音) は1860年にフィセィの小群落にまとまった。サン・タントワンヌ教会(10世紀)、シトー派の修道士がおいしい空気とワインを求めて集ったペリエールの城館、ノワゾ公園、有名なフランソワ・ルードの像(ディジョン出身の彫刻家)、寺院のように美しい共同洗濯場、溶岩で覆われたパン焼きかまど・・・など興味は尽きない。セラーの見学も歓迎してくれる。
東と南東向きで、表土は褐色の石灰岩で、プルミエ・クリュでは均質である。標高は350~380m。ところによっては泥灰土も現われる(たとえば Hervelets )。 ほかの畑は山麓にあり、全体的に石灰岩と泥灰土である。
VIGNOBLE DE LA CÔTE DE NUITS
村名アペラシオン/Appellation Village
生産地域:Côte de Nuits
プルミエ・クリュの Climats が12ある。
このアペラシオンの生産範囲のワインは アペラシオンCÔTE DE NUITS VILLAGESと名乗ることもできる。
生産コミューン:Fixin, Brochon
アペラシオン FIXIN と FIXIN PREMIER CRU はアペラシオン名の後ろに Climat 名を記載できる。
1 hectare (ha) = 10 000 ㎡ = 24 ouvrées
赤: 99.38 ha (うち 14.88 haは Premier Cru )
白: 3.84 ha ( Premier Cru はない)
1 hectolitre (hl) = 100 litres = 133 本
赤: 3 865 hl (うち 634 hl は Premier Cru )
白: 1 63hl (うち 19 hl は Premier Cru )