ブルゴーニュ/ Bourgogneのぶどう畑は、歴史的にも、世界的にも著名な偉大なるワインを産出してきました。
最も有名なプルミエ・クリュ/Premier Cruとグラン・クリュ/Grand Cru以外にも、すばらしい地域名アペラシオン/appellations Régionaleと村名アペラシオン/appellations Villageが数多く存在しています。
84*のアペラシオンで彩られたあなたの探検はまだ始まったばかりです!
*ブルゴーニュ/Bourgogneは長い間100のAOCとお伝えしてきました:
これは84のAOCに加え、Dénominations Géographiques Complémentaires de l’AOC Bourgogne(ブルゴーニュのAOCに地理的補足を持つデノミナシヨン)も加えられていたためです。
白ワインのみ: Chardonnay (地元では Beaunois と呼ぶ)
白: オートクチュール仕立てのドレスのように澄んだ緑を帯びた黄金色をまとい、年とともに明るい黄色が増す。というのも、このワインは長熟タイプ(10~15年ときにさらに長く)。香りはミネラル(燧石、火打石)が際立つ。ほかには菩提樹、ドライフルーツ、控えめな蜂蜜、アーモンドの香りもある。ハラタケの香りはこのワインの大きな特徴である。味わいは酸とオイリーとのバランス、さらに溌剌さと辛口のハーモニーが完璧である。まねのできない、本物の素性のワインの魅力を備えている。 Climats によるニュアンスの違いが豊かで、王冠状に並ぶ Chablis のアペラシオンのなかでも至宝である。
白: Chablis Grand Cru の広がりのある溌剌さ、豊かさにより、この辛口白ワインはフォワグラと合わせられる。ワインの力強いミネラルがフォワグラの苦みと折り合いをつける。もちろん複雑なアロマや余韻の長さにより、 伊勢海老の鬼殻焼き、オマール(網焼きもしくはホワイトソース)、エクルヴィスなどと絶妙に合う。繊細な魚のクリームソースや白身肉や家禽のクリーム煮もすばらしく調和する。
サービスの温度: 12~14℃
Petit Chablis, Chablis, Chablis Premier Cru, Chablis Grand Cru: シャブリワインのカテゴリーはピラミッドを形成し、頂点が Grand Cru で1938年1月13日にAOC に認定された。畑はスラン川(シャブリを縦断する小さな川)の右岸にあり、町の北東で100~250mの標高に位置する。たぐい稀な日照を享受する。Grand Cru の7つの Climats はスラン渓谷の上部に連なり、北西に Bougros, 南東に Preuses, Vaudésir, Grenouilles, Valmur, Les Clos, Blanchot がある。
アペラシオン Chablis Grand Cru はただ一つであるが、これらの7つの Climats がラベル上に記載され、それぞれのニュアンスの違いが、Chardonnay の基調にすばらしい変化をつけている。Les Clos はおそらくポンティニーのシトー派の修道院の開拓した Chablis のぶどう園の起源の地である。
エグゾジラ・ヴィルギュラ( Exogyra virgula )という微小なカキ殻の化石を含む石灰質と泥灰質からなる、1億5千年前のジュラ紀後期キメリジャン土壌。フランスの AOC ワインのなかで地質とこれほど結びついたワインは稀である。
VIGNOBLES DE CHABLIS ET DU GRAND AUXERROIS
アペラシオン・グラン・クリュ/Appellation Grand Cru
生産地域:Chablis
後ろに以下の7つのClimats がつくことが多い:Blanchot, Bougros, Les Clos, Grenouilles, Preuses, Valmur, Vaudésir
生産コミューン: Chablis (および Fyé, Poinchy)
1 hectare (ha) = 10 000 ㎡ = 24 ouvrées
104.07 ha
Blanchot: 12.68 ha
Bougros: 15.79 ha
Les Clos: 27.75 ha
Grenouilles: 9.38 ha
Les Preuses: 11.09 ha
Valmur: 10.54 ha
Vaudésir: 14.49 ha
1 hectolitre (hl) = 100 litres = 133 本
5 185 hl