Bourgogne Coulanges-la-Vineuse ブルゴーニュ・クーランジュ・ラ・ヴィヌーズ

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ワインの特徴

赤ワインは、チェリーレッドから赤紫色で、ルビー・レッドのトーンがある。香りには、チェリーやカシス、トーストしたパンのニュアンスに、スミレの花やバラの芳香もある。味わいは率直で、噛めるようなタンニンがあり、余韻には塩味があり、カシス、キイチゴ、野イチゴの風味が持続し、時には甘草やコショウも感じられる。
白ワインは、鮮やかな淡い黄色から、淡い黄色がかった黄金色で、銀色のトーンがある。香りには、スイカズラの芳香に加え、ヨード、洋ナシ、マルメロ、モモ、ハチミツ、ブリオッシュのニュアンスが感じられる。味わいは、肉付きが良く、陽光に満ちていて、トロピカルフルーツが感じられ、余韻はみずみずしく、柔らかい。
ロゼワインは、紫檀からキイチゴ、そしてサンゴまで、多彩な淡いバラ色を見せる。香りには、小さな赤い果実のアロマが主流で、ミネラル感のみずみずしさが、味わいを引き立てる。

ソムリエのおすすめ

赤ワイン: 繊細なタンニンと、ふくよかな果実味は、軽めの料理が合う。アペリティフには、ハム・ソーセージ類と、マリネした野菜、グリルした魚を混ぜた塩味のあるタパス。さらには、肉のピザ、トマトを使ったいろいろなパスタ料理、野菜のソテー、ハーブを効かせた白身の肉のグリエ、牛ヒレ肉のロースト野菜添えも。最高のクリマ/climatから選ばれたキュヴェで、長い熟成を経たものは、鴨の胸肉のブラックチェリーソース、子羊の肩肉のパルメザンパン粉焼き、ブッフ・ブルギニヨンとよく合う。チーズでは、ブリ、シャウルス、ルブロション、サレール、サン・ネクテールなど、クリーミーで、フルーティーなタッチのあるものが良い。
サービス温度 : 14 ～ 16°C
白ワイン: 柔らかく、アロマ豊かで円みがあるので、アペリティフでは、塩味のある多彩なタパス、チーズのグジェール、グリルしたアンドゥイユ、グリルした甲殻類、ローストした魚、七面鳥のクリーム風味、ブランケット・ド・ヴォー、ドラードのオーブン焼き、キノコのリゾットと共に。チーズでは、灰をまぶしたヤギのチーズ、コンテ、ボーフォール、トム・ド・モンターニュと合う。
サービス温度 : 11 ～ 12°C
ロゼワイン : グジェールやジャンボン・ペルシエ、アンドゥイエットのフイユテなど、ブルゴーニュのタパスと合わせると楽しい。
サービス温度 : 8 ～ 10°C

位置

ブルゴーニュ・クーランジュ・ラ・ヴィヌーズ/BOURGOGNE COULANGES-LA-VINEUSE
の畑は、ブルゴーニュ/ Bourgogne北部、オーセールの数キロ南に位置し、ヨンヌ川の左岸である。その名前が華々しく示している通り、この地方のワインはシャルル5世、シャルル6世、ルイ11世、アンリ4世、ルイ14世の食卓ですでに名声を得ていた。多くの文筆家がこれを証言している。クーランジュ・ラ・ヴィヌーズには、1776年、243のぶどう栽培者がいて、樽業者も17軒を下らなかった。エスコリヴ・サント・カミーユのガロ・ロマン期の遺跡に、2世紀にさかのぼる、収穫者へのささやかな愛を示した浮彫りを見ることができる。これは、この時代からワインが存在していたことを示している。歴史は長く続いている !

テロワール/Terroir

ぶどう畑は、標高155～310mで、浸食によりはっきりとわかる小さな谷の斜面に広がる。南そして南東という向きに恵まれている。下土は、石灰岩、粘土、キンメリジャンの泥灰岩で構成される。