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カラファージュかデカンタージュか?

ワインの香りの個性をすべて表現するためのカラファージュあるいはデカンタージュ

カラファージュとデカンタージュは必須ではありませんが、ワインがもつ風味を最大限引き出すことができます。

ワインが若過ぎるか、少し「固い」場合は、カラフに移して空気に触れさせ、豊かな香りを花開かせましょう。古いワインであれば、デカンタに移すことで、隠れていた魅力を解き放つことができます。

カラファージュで若いワインのアロマを引き立てましょう

© BIVB / MONNIER H Decanting of a Burgundy wine

若いワインはカラフに移すことで、その特徴が引き立てられ、より楽しむことができます。「カラファージュ」とは、ワインのアロマを引き出し開かせるために、ワインをカラフに移すことで空気(あるいは酸素)に触れさせる作業です。

カラファージュは、特に以下のワインに適しています:

  •  タンニン豊かなブルゴーニュ/Bourgogneの赤ワイン
  •  樽で熟成された、力強く複雑なブルゴーニュ/Bourgogneの白ワイン

ワインを酸素に充分に触れさせるために、底の広いカラフを選び、ワインが空気に触れる表面積を大きく確保しましょう。カラフの内壁面に沿ってブルゴーニュ/Bourgogneワインを流し入れます。

次に、1時間から2時間ほどワインを休ませます。少しずつ空気に触れることで、ワインが優美な花のように「開き」、深みのある香りのすべてが引き出されます。

 

デカンタージュ --- 熟成させたワインのための精妙な技術

© BIVB / MONNIER H.Decanting of a Burgundy wine

熟成させたワインを召しあがりますか?その繊細なブーケ(香り)を開花させるために、供する前にデカンタに移しましょう

デカンタージュは、緻密なカラファージュのひとつであり、滓を分離させながら空気に徐々に触れさせることを指します。これから引き出されるアロマのイメージと同様に、たいへん精緻な作業が必要です。

ブルゴーニュ/Bourgogneワインの性質をひとつも失わないためには、テイスティングの直前にデカンタージュをおこないます。この技術によって、多様性に満ちて由緒ある熟成されたワインを堪能し、すばらしいひとときの経験を味わうことができます。

 
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健康のため、飲み過ぎに注意しましょう。
{climat Vignoble Bourgogne Patrimoine Mondial}